5代目 坂東 玉三郎の名言

5代目 坂東 玉三郎(Bandō Tamasaburō V)Wikipediaより

遠くを見ない。明日だけを見る。

5代目 坂東 玉三郎 Bandō Tamasaburō V

歌舞伎役者 映画監督 演出家 1950〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


どこを、どんな夢を目指しているのかはとても大切なことですが、その目指す場所に辿り着くにも、目の前の一歩が必要で、そこにこそ最大のエネルギーを注ぎ込むべきです。

自然界の夢の実現は、目の前の一歩の中に全てあると言ってもいいでしょう。
今日夢にチャレンジできたか、近づけたかが何よりも大切なことで、未来をボッーと見つめて心配したりする時間はとてももったいないものになります。

夢の実現は、未来のある日突然実現するものではなく、日々の夢の実現に対する積み重ねがあって現実になっていくものですから、夢の実現は目の前の今の中にしかありません。

あなたのその一歩が夢に繋がっているかどうかがとても大事なことですね。

どうぞできるだけ過去や未来に囚われる時間を減らして、目の前の今に集中していってください。
これができるようになっていけば、必ず今日にも夢が大きく動き出していきますよ。

5代目 坂東 玉三郎さんのこんな名言もありました。

伝統芸能を引き継ぐ意味というのがここで答えられるのであれば、追求する必要も無いですよね。
引き継ぐ意味というのは言葉では表せません。

5代目 坂東 玉三郎の名言

一人の俳優であり、何らかの大物でも芸術家でもなく、芸術の完璧さの追求には終りがなく、最大の成功は、公演が終わって大きな幕が降りた瞬間、場内の観客の顔に満足の表情が見える時です。

5代目 坂東 玉三郎の名言

自分は成功を獲得するために舞台に上がるのではなく、舞台上の鮮やかな衣裳やイメージが好きなわけでもなく、なぜ舞台に上がるのかと言うと、観客の皆さんの前で演じる時の自我を忘れる感覚を求めてのことなのです。
もし常に自分が出て来るなら駄目です。

5代目 坂東 玉三郎の名言

所作だけを最小限やるような稽古と、没入して振り切れてしまったような稽古を両方やっておいて、その中間のところにさっと降りて、本番の舞台をやるのです。

5代目 坂東 玉三郎の名言

三つの作品を通して私が理解したことは、ある一定の場所に籠もって修行することの大切さでした。
テクノロジーに囲まれている今の都会を離れて自分と向き合い、純粋性を保ちながら、人間として、そして芸能者として真っ当に生きることを此処で望むのです。

5代目 坂東 玉三郎の名言

私は東京育ちだから、ネオンがないと不安という感じだったけど、この歳になると『闇が闇でないと嫌だ』と思うようになります。
東京の必要以上の明るさは不自然だし、不健全。

5代目 坂東 玉三郎の名言

自然の生活から戻ってくると、電気をたくさん使った、東京のブランド広告のディスプレイやポスターに違和感を感じます。

5代目 坂東 玉三郎の名言

日本は蛍光灯を使いすぎね。

5代目 坂東 玉三郎の名言

(浜本 哲治)

中央が五代目坂東玉三郎 Wikipediaより
中央が五代目坂東玉三郎 Wikipediaより

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