エミール=オーギュスト・シャルティエの名言
幸せだから笑っているのではない。
むしろ僕は、笑うから幸せなのだ。
エミール=オーギュスト・シャルティエ Emile-Auguste Chartier
フランスの哲学者 評論家 モラリスト ペンネーム「アラン(Alain)」1868〜1951
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人間界は特に現代人は、他に依存し過ぎる傾向にありますから、主体的に自らが環境を創っているというより、環境や他があってこそ自分の状況が決まってくると考えています。
もちろん自然界は一人では生きていけませんから、他との兼ね合い、協調なくしては生かされることはありませんが、自然界の本来の協調は、自らアクションを起こして他に貢献できてこそ、自分が生かされるという関係です。
最初の段階は、例えば植物たちも環境に育まれて芽吹くことができますが、それ以降は愛を届けるからこそ、愛を与えられて生かされていくことになります。
依存が強すぎる、我欲が強すぎる人間界では、自然界のこの自然な循環が起こりづらい状況を自ら創りだしてしまっているところがありますね。
幸せを感じるのは、幸せを感じることが起こるから幸せなのではなく、幸せだと感じているから幸せを感じられることが次々と起こっていくものです。
アランさんのこんな名言もありました。
成功して満足するのではない。
満足していたから成功したのである。
アランの名言
事の成就を成し遂げていくにも、難しいと考えることが多くなるほどに実現は困難を極めることになります。
難しいなどと考える前にまずやってみることです。
そして必要だと実感したことであれば、できるまでやれば必ずできるようになるものですね。
何事も出来ない、難しいと思うから出来ないのであって、そのことは心身の健康にも如実に現れてきます。
健康も含めあらゆる事の成就、成功は、成功しようとするよりも、事を成し遂げようと力を込めていくよりも、事が自然に成っていく原因を実現するまで淡々と重ねていくことです。
またアランさんのこんな名言もありました。
つまらぬ本を百冊読むよりは、優れた本を百回読む方が、はるかにためになる。
アランの名言
事の成就、夢の実現の根源は、それがどんなことであれ同じところにあります。
人が違えばやり方が違ってくるような、表面的なテクニックのようなことをいくら学んでも、あまり活かすことはできないでしょう。
本来学ぶべきことは本質です。
そして非常にシンプルな本質ですが、そのシンプルを極めていこうとすると、どこまでも奥深いものになりますから、常に何度も何度も日々の実践の中で繰り返し学びチャレンジしていくことです。
どうぞ幸せの、成功の、そして学びの自然界の本質をしっかりと把握してください。
追求していく方向は本質、根源の方向です。
(浜本 哲治)