ポール・セザンヌの名言

ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)Wikipediaより

自分の強さを実感している人は、謙虚になる。

ポール・セザンヌ Paul Cézanne

フランスの画家 近代絵画の父 1839~1906
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間は元来弱い生き物ですから、自分を防御するために外に向けて働きかけることをします。

しかし例えば、何があっても自分は大丈夫だと感じていれば、鎧を着込むことも攻撃する必要もありませんから、外に対する働きかけは少なくなります。

この自分に対する自信は、まずはこれなら誰にも負けない。という得意なものを創っていくことですね。

どんなことでも何かひとつ、こういうものを構築できると、そこから自信の連鎖、プラスのスパイラルが生まれてきます。

それには苦手なことや嫌いなことでは、とても構築していけるものではありませんから、やはり好きなこと、興味のあること、得意なことを深く追求していくことでしょう。

何かひとつでもそういうものを手に入れて深く追求できると、真理や自然の摂理を感じるところまで辿り着き、全てに通じる原理原則が分かってくるので、他のことにも自信が持てるようになります。

私がお会いした事を成し遂げた方々も、例外なくみなさん謙虚な方で、心の壁が低く、無防備なほどに開けっ広げで自信に満ち溢れていました。

強度が高いのは、堅固なことではなく、しなやかなことです。

木々が風に対して身を固めると簡単に折られてしまいます。
しなやかに風に揺られることが大切な部分を守ることになります。

人間も防御しよう、隠そう、攻撃しようと意識が働くと途端に脆くなります。

簡単な実験ですが。
肩幅ほどに足を開いて、少しつま先に体重を乗せる感じで、全身の力を抜いて立った状態と。
押される力から守ろう、抵抗しようとして力を込めて立っている状態で、同じ力で押してみると分かります。

前者の方が明らかに動じません。

強さを育んでいくには、あなたの芯を育てていくことです。

攻防を考えるより、ひたすら持ち味を自信に出来るほど追求して、裸で勝負していくことですね。

出来るだけオープンにしていくことで、本当の強さ、しなやかさが醸成されています。

どうぞ本物の強さを追求していってください。

ポール・セザンヌさんのこんな名言もありました。

リンゴひとつでパリを征服する。

ポール・セザンヌの名言

私は毎日進歩しつつある。
私の本領はこれだけだ。

ポール・セザンヌの名言

感情が伴わない作品は、芸術ではない。

ポール・セザンヌの名言

芸術はわれわれに自然が永遠であることを味わわせなければならない。

ポール・セザンヌの名言

自然を円筒形と球形と円錐形によって扱いなさい。
自然は平面よりも深さにおいて存在します。
そのため赤と黄で示される光の震動の中に空気を感じさせる青系統を入れる必要性があるのです。

ポール・セザンヌの名言

偽の絵描きはこの木、この犬を見ない。
木というもの犬というものを見るだけだ。
同じものは何ひとつないのに。

ポール・セザンヌの名言

自然に線は存在しない。

ポール・セザンヌの名言

自然に基づいて絵画を描くことは対称を写生することではない。
自分の感動を現実化することである。

ポール・セザンヌの名言

(浜本 哲治)

『ピアノを弾く若い娘』(『タンホイザー序曲』)1869-70年頃、57 × 92 cm。エルミタージュ美術館。Wikipediaより
『ピアノを弾く若い娘』(『タンホイザー序曲』)1869-70年頃、57 × 92 cm。エルミタージュ美術館。Wikipediaより

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