レオナルド・ダ・ヴィンチの名言

レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo Da Vinci)Wikipediaより

シンプルさは究極の洗練である。

レオナルド・ダ・ヴィンチ Leonardo Da Vinci

イタリアの芸術家 科学者 1452~1519
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


あなたの夢を実現していく、才能を磨いていく過程で色んな可能性が見えてきて、その可能性を取り込んでいるうちに、知らず知らずのうちにやることが複雑になったり、煩雑になってしまうことは必ず出てきます。

これは可能性にチャレンジしていることですから、どうしても起こる現象ですね。

ところがそれをそのまま放置していると、いつの間にかエネルギーが分散され、夢の実現や才能の研磨に翳りが見えてきます。

膨張と圧縮、拡散と集中。
エネルギーの波と同じようにこれを繰り返すことになります。

植物たちも無闇に拡散するわけではありません。
自分たちの成長に必要のないものは、自ら枯らしたり落としたりします。

創り出すものを洗練させていくには、いかに無駄なものを削ぎ落としてシンプルにしていくかですね。

アスリートも常に、いかに無駄な動きを排除して、対象に自分の力を効果的に伝えることが出来るかを極めようとしています。

人間の身体もそうですね。
健康のためにもダイエットにも、いかに無駄なものを蓄積させないか。

無駄なものを出来るだけ削ぎ落とすことで、その本来の美しさが現れてきます。

ただアスリートのパフォーマンスも人間の身体もそうですが、シンプルにすることと画一化することは違います。

力を最大に伝える原理、メカニズムはあっても、それぞれに違う体格、骨格などがありますから、シンプルさを目指すがゆえに画一化しようとしてしまうケースがありますが、これは上手くいきません。

ダイエットなどでも単に痩せればいい、脂肪を落とせばいいという発想になると、まず変な強いストレスが妨げます。
強いストレスを感じるだけで、人間の身体は脂肪を蓄積してしまうというメカニズムがありますからね。

また美しいボディラインが出ないだけでなく、健康にも良くない影響が出てしまいます。

またハードワークを続けることも身体の酸化を早めることになります。

野茂さんやイチローさんが大成したのも彼らの個性を生かしたからです。
日本のアスリートは特に、個性より理論で矯正されるケースが多いです。
これはまさに短所の矯正が個性、才能の芽を摘むのと同じです。

そのアスリートが大きなストレスを感じてしまうことにもなります。

個性に合わせて理論を適用していくシンプルさの追求をしていかないと、どれも同じ画一化されたものしか出来上がりません。

素材の味を最大に活かしながら余分なものを究極まで削ぎ落とす。
これこそが才能磨きの醍醐味ですね。

せっかく時間もエネルギーもかけて手がけたものだからもったいないと色んなものを抱え込んでいませんか?

かけた時間もエネルギーも経験も、絞り込んだものに向ける時に必ず生きてきます。

削ぎ落とす見極めと勇気。
目指すべき夢や才能の理想を明確にして、果敢にチャレンジしていかなければならないことですね。

レオナルド・ダ・ヴィンチさんのこんな名言もありました。

目は魂の窓である。

レオナルド・ダ・ヴィンチの名言

あらゆるものの部分は、それ自身のうちに全体の性質を保っている。

レオナルド・ダ・ヴィンチの名言

あらゆるものは、他のあらゆるものと関連する。

レオナルド・ダ・ヴィンチの名言

顔に人間の性格、人間の癖や性質を部分的に示す特徴が見られるというのは真実である。

レオナルド・ダ・ヴィンチの名言

その手に魂が込められなければ、芸術は生まれないのだ。

レオナルド・ダ・ヴィンチの名言


これまでに紹介したレオナルド・ダ・ヴィンチさんの名言です。

(浜本 哲治)

現在知られている、レオナルドが描いた最初期のドローイング、ウフィツィ美術館(フィレンツェ)Wikipediaより
現在知られている、レオナルドが描いた最初期のドローイング、ウフィツィ美術館(フィレンツェ)Wikipediaより

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