プラトンの名言

プラトン(Plato)Wikipediaより

少年を強制と厳しさによって教え込もうとするな。
彼の興味を利用して指導せよ。
そうすれば自分の能力がどこに向いているか。
少年自身で見出しやすくなる。

プラトン Plato

古代ギリシャの哲学者 紀元前427~347
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


紀元前4世紀の哲学者のプラトンさんの言葉ですが、2000年以上前から言われていることが、今もなお実現しているとは言えないですね。

そしてこれは子どもに対してだけでなく、自分自身の天賦の才を見つけることにおいても、まさに同じことが言えます。

学ぶことは自分が必要だと感じた時に学ぶからこそ血肉になるのであって、必要性を感じてもないのに無理矢理教えられても何も残っていきません。

そうして学ぶことさえも嫌いになっていくんです。

自ら学ぶことではなく「勉強」は誰でも嫌になるでしょう。
勉めて強いられるものが好きになり身に付くことはないでしょう。

学ばないと好きなことは出来ない。という論理がまかり通って、常識のように言われていることがそもそもの間違いでしょう。

将来どんな分野で生きていくにしても、そのことを追求しようと思えば必然的に学びたくなるものです。

学ぶより前にやりたいことを見つけることの方が優先されるべきことでしょう。

また人間が創った、日本人が創った常識と言われているようなものに囚われるのも、あなたや子どもたちの天才を発揮させることの弊害になることが多いです。

そもそもこの言葉の言っていることが真理であり、自然の摂理であるのに、それが常識と捉えられていない人間界の常識と言われるものの方が間違っていると考えた方がいいでしょう。

しかし2000年の間に同じような社会の風潮や、風習、環境であっても、その天才をいかんなく発揮して、人類に進化をもたらせたり、多くの人を幸せにしてきた人がいるのも事実ですから、環境のせいにするのも間違っています。

もちろん環境などを私たちが変えられれば、もっともっと才能を発揮できる人は増えてくるでしょうが、それが変わることを待つよりは、自ら真理は何かを知り、つまらない常識はブレイクスルーして、自らの行動であなた自身、子どもの才能を開花させてあげることです。

どんな世の中であろうが、環境であろうが、これだけ自由を保証されているのですから、あなた自身で切り拓くことは出来ます。

間違ったこと、おかしなことに怖れをなす必要など全くありませんよ。

プラトンさんのこんな名言もありました。

驚きは知ることの始まりである。

プラトンの名言

哲学というものは確かに結構なものだよ。
ひとが若い年頃にほどよくそれに触れておくぶんにはね。
しかし必要以上にそれにかかずらっていると、人間を破滅させてしまうことになるのだ。

プラトンの名言

人間の最も基本的な分類として「知を愛する人」「勝利を愛する人」「利得を愛する人」という三つの種類がある。

プラトンの名言

目は心の窓である。

プラトンの名言

愛に触れると誰でも詩人になる。

プラトンの名言


これまでに紹介したプラトンさんの名言です。

(浜本 哲治)

アテネのアカデミアのためのシラニオンによる肖像画の胸像のローマのコピー(紀元前370年頃)Wikipediaより
アテネのアカデミアのためのシラニオンによる肖像画の胸像のローマのコピー(紀元前370年頃)Wikipediaより

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