土光 敏夫の名言

土光 敏夫(Toshio Doko)Wikipediaより

ルールをルールとして重んずるためには、生きたルール、守るに値するルールでなければならない。

土光 敏夫Toshio Doko

昭和の実業家 第4代経団連会長 石川島播磨重工業元社長 1896~1988
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間界ではやたらとルールを創って縛り付けていますが、これはどんどん人間の可能性を狭めている行為でしょう。

そしてそのルールが機能しているかどうかより、その人間界のローカルルールを盲目的に守ることが重要なことだと、本末転倒も甚だしい状況にさえなっています。

縛られることで安心してしまうのでしょうか。
この不自然な状況では、せっかくの創造力が発揮しづらくなってしまうでしょう。

元来、自然界の中で自然に戻っていくためには、自然に沿い、近づいていくためには、ローカルルールはなくしていく方向が最も有効な手段になります。

いまだかつて人間界ではその方向に向かったことはないですね。
この部分が人間界の真の進化に向けての分水嶺になるかもしれません。

まずはルールも常に変化し続ける自然界では、変化させ続けることが必要なことを認識していってください。

そしてルールをどんどん手放していく方向に向かわせるためにも、ルールを破るのではなく、ルールを超えていく創造にチャレンジしていってください。
そこにこそ飛躍や進化のチャンスがあると心得ておいてください。

常識が変わっていけばルールも当然変わらざるを得なくなります。

ありとあらゆる分野に複雑怪奇なルールが存在しますが、ぜひそれを超えていける才能、能力、愛にしていってください。

土光 敏夫さんのこんな名言もありました。

幸せというのは自分で作るものだ。 決して他人から与えられるものじゃない。

土光 敏夫の名言

人間には人間らしい仕事をさせよ。

土光 敏夫の名言

失敗は失敗ではなく、ひとつの道行き、経験だと考える。
人間失敗してはいかんと思うと萎縮する。
そうではなく、失敗してもいいんだ。しくじってもよろしい。
失敗してもそれを肥やしにして取り返す。前以上に盛り返す。
失敗して投げ出してはいけないんだ。

土光 敏夫の名言

僕の力が足りなかったせいだ。
こんな結果になったのは自分の不徳だ。

土光 敏夫の名言

リーダーの条件はなにも頭のいいことではない。
先のことは誰もわからない以上、必ず反対の意見はでるもんだ。
だけど自分が「こうだ」と思ったらやってみる。
その代わり間違ったときは責任をとることだ。

土光 敏夫の名言

トップは百パーセント職責権限を委譲し、しかもトップに百パーセント職責権限が残る。

土光 敏夫の名言

60点主義で即決せよ。
決断はタイムリーになせ。
決めるべきときに決めぬのは度しがたい失敗だ。

土光 敏夫の名言

意思決定は最後には勇気の問題に帰着する。
幹部は勇気をもて。
意思決定は多数決ではない。
多数の意見は聞くが、決めるのは一人である。
ドラッカーは『勇者は一度しか死なないが、臆病者は千回も見苦しい死をとげる』といっている。

土光 敏夫の名言


これまでに紹介した土光 敏夫さんの名言です。

(浜本 哲治)

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