徳冨 蘆花の名言

徳冨 蘆花(Roka Tokutomi)Wikipediaより

欠点は常に裏から見た長所である。

徳冨 蘆花 Roka Tokutomi

小説家 1868~1927
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


長所も欠点も見る人が違えばどちらにもなり得るものです。
自分が欠点だと思い込んでいることも、大切な人にとってはなくてはならない長所かもしれません。

また逆もあり得ることですね。

たとえどんなに優れた能力であっても、全ての人に受け入れられることはありません。

また自分を全ての人に受け入れてもらえるようにしていくことで、個性の希薄なものになったり、そういう部分が短所だと言う人は必ず現れてきます。

全ての人に受け入れられることは所詮ないことなのですから、自分が感じる長所、個性をひたすら伸ばして、自分を必要としてくれる人に、その人の幸せのために精一杯届けていくことです。

それで誰かに何かを言われたとしても、その人には受け入れてもらえないだけですから気にすることはありません。

必要としてくれる人はたった今のこの瞬間にもたくさんの人がこの地球上にいます。
そういう人に、あなたの愛や才能が届いていくようにチャレンジしていくことですね。

また欠点がいつ最大の長所になるかもしれません。
進化の過程でそうなっていく可能性は大いにあり得ることですから、あなたの個性は矯正しないことです。

欠点だと感じるところは、そう感じるうちはそっとそのままにしておけばいいでしょう。
それを矯正しようとすると大きな不自然なストレスに苛まれることになりますし、大きな無駄な時間やエネルギーの浪費になっていきます。

その時間とエネルギーがあったら、長所と感じているところをどこまでも伸ばすことに充てた方が遥かに進化を実現できるでしょう。

徳冨 蘆花さんのこんな名言もありました。

永遠の二字は、海よりもむしろ大河のほとりにあって思う。

徳冨 蘆花の名言

死んで誰一人泣いてくれるものもないくらいでは、生きがいのないものだね。

徳冨 蘆花の名言

とかく人間は忙しい時ほど仕事がよくできる。

徳冨 蘆花の名言

幸福は心の貧しきにある。
感謝は物の貧しきにある。

徳冨 蘆花の名言

新しいものは常に謀反である。
我等は生きねばならぬ。
生きる為に謀反をしなければならぬ。

徳冨 蘆花の名言

人間の目的は、富士山に登るようなものじゃと俺は思う。
登りゃ登る程急峻困難になって来る。

徳冨 蘆花の名言

地位ができたら気焔(きえん)は無くなる。

徳冨 蘆花の名言

人間は書物のみでは悪魔に、労働のみでは獣になる。

徳冨 蘆花の名言


これまでに紹介した徳冨 蘆花さんの名言です。

(浜本 哲治)

蘆花恒春園(東京都世田谷区)Wikipediaより
蘆花恒春園 東京都世田谷区 Wikipediaより

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