白瀬 矗の名言

白瀬 矗(Nobu Shirase)Wikipediaより

世間の毀誉褒貶(きよほうへん)というものは、雲か霧のようなものだ。
山が泰然としていれば、雲や霧が動いたとて、何ほどのことがあろう。
やがて晴れる時が来るに違いない。

白瀬 矗 Nobu Shirase

陸軍軍人 南極探検家 1861〜1946
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


わずか204トンの木造の帆漁船を改造した「開南丸」で、南極上陸を果たした白瀬矗さんたちですが、政府の援助もなく成功を危ぶむ声が多い中で言い放った言葉のようです。

また白瀬矗さんの元の名前は「知数(とものり)」だったようですが、こんな名言とともに改名なさったようです。
「人間は目的に向かって剛直に、まっすぐ進むべき。普通の人なら「直』は1つでいいが、私のような人間が2倍も3倍も努力するためには『直』が3つ必要なのだ」

あなたの夢の山はどんな山になっているでしょう。
霧や雲が現れると、いつの間にか雲散霧消してしまう夢になっていませんね。

雲や霧も悪いことばかりでなく、山に命の水を与えてくれるものです。

しかし山がしっかりとそこにないと、せっかくの命の水が生きてくることはありません。

人はご丁寧に色んなことを言ってくれますが、核となる山をしっかり持っていれば、その山を育てることに集中していれば、何が命の水となるありがたいものか、どうでもいいことかを瞬時に柔軟に見分けられます。

どうも夢の実現がままならないパターンとして、毀誉褒貶に右往左往するのですが、それらを夢や自分の中で活かすために、自分を変化、進化させる柔軟性に欠けていることが多いですね。

変えてはならないのはこだわるべき夢、山であって、その夢の実現のためには変幻自在に受け入れ、自分を変えていけるようにしていった方が間違いなく夢の実現は確実に近づきます。

心が折れたり情熱が冷めたりするのは、心の柔軟性、しなやさかさの欠如ですが、そのしなやかさは何にも動じないあなたの夢を明確にして、どれほどあなたの核に据えられているかでしょう。

夢の実現のためには自らの変化を厭わないように出来て初めて強靭なしなやかさが生まれてきます。

しなやかさは継続力にも繋がっていきますが、頑なになるよりは変化を愉しめた方が持続力もアップしていきますね。

何よりも大切なあなたの夢をどうぞ育んでいってください。

誰かの、人類の幸せのために役立つ、あなたの素晴らしい夢を大切にすればするほど、あなたにも幸せが届いてきますよ。

白瀬 矗さんのこんな名言もありました。

人間は目的に向かって剛直に、まっすぐ進むべきものである。

白瀬 矗の名言

初心を貫くには、普通の人の二倍も三倍も、頑張らなければならぬ。

白瀬 矗の名言

人間は目的に向かって剛直に、まっすぐ進むべき。
普通の人なら「直」は1つでいいが、私のような人間が2倍も3倍も努力するためには「直」が3つ必要なのだ。

白瀬 矗の名言

自分は人が鍬や鎌で雑草を切り揃えた跡を、何の苦労もなく坦々として行くのは大嫌いだ。
蛇が出ようが熊が出ようが、前人未到の堺を跋渉したい。

白瀬 矗の名言

酒を飲まない。煙草を喫わない。茶を飲まない。湯を飲まない。寒中でも火にあたらない。

白瀬 矗の名言

(浜本 哲治)

開南丸 Wikipediaより
開南丸 Wikipediaより

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