ピエール=オーギュスト・ルノワールの名言

ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)Wikipediaより

百の欠点を無くすより、一つの長所を伸ばせ。

ピエール=オーギュスト・ルノワール Pierre-Auguste Renoir

フランスの印象派画家 1841~1919
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自分の、そして誰かの短所と感じられるところには決して触れないことです。
目を閉じてでも見ないようにした方がいいですね。

短所を見ていると心が萎えてきますし、それを矯正したくなります。

人間には完璧な人なんて存在しません。
自分自身のことを感じてみるとよく分かるでしょう。

短所を矯正したくなる根底には、すべての人に受け入れられたいという願望があるのでしょうか。

例えいくら長所を伸ばしても、それを長所と感じない人もたくさんいますから、どんなあなたになったとしても、すべての人に受け入れられることはありません。

そして短所の矯正を始めると、必ず長所が短所を矯正するエネルギーに引きずられるように目立たなくなってしまいます。

逆に長所を伸ばそうとしていくと、それに引きずられるように短所も目立たなくなります。

図にすると、こんな感じですね。

長所と短所の関係
長所と短所の関係

日本人は特に、社会環境の影響か、教育の影響か長所にフォーカスして伸ばすことが本当に下手です。

そもそも長所、短所は見る人の主観ですから、あえていやな短所に触れることはないです。
8割は短所に感じることですから、それを矯正している間に人生の時間は終わってしまいます。

ひとつの長所を伸ばして極めていくことでさえ、人生の時間は足りないくらいです。

そして例えそれが子どもであっても、自分以外の人を変えることは出来ませんから、あなたがあなたの長所を伸ばして、どんどん変化していくことです。

人や出来事の出会いは、その人の波動に共鳴して目の前に現れてきますから、どこにあなたの心がフォーカスされているか、これがとても大切なことです。

どうぞ長所だけにフォーカスして、それだけを伸ばしていくことにチャレンジしていってください。

ルノワールさんのこんな名言もありました。

画家がどれだけ素晴らしいパレットを持っていても意味がない。
大事なのは、どんな眼を持っているかなんだ。

ルノワールの名言

芸術家というものは、自分に才能があると思うとだめになってしまう。
つけあがらず、職人みたいに仕事をしてこそ、はじめて救われる。

ルノワールの名言

風景なら、その中を散歩したくなるような、女性なら、その人を抱きしめたくなるような、そんな絵を私は描きたい。

ルノワールの名言

痛みはいつか消えるが、美は永遠に残る。

ルノワールの名言

楽しくなかったら絵なんか描きませんよ。

ルノワールの名言

芸術が愛らしいものであってなぜいけないんだ?
世の中は不愉快なことだらけじゃないか。

ルノワールの名言

私には規則や方式は一切ない。
裸婦を見る、すると幾千ものちいさな色合いが見えてくる。
その中から、生き続けるものを探し出し、そのようにして真新しい色調をキャンバスの上に躍動させるのだ。

ルノワールの名言

絵というものはぼくにとって、愛すべきもの、愉しくて美しいものでなければならないんだよ。
そう、美しいものだ!
人生には厭なことが多すぎるんでね、これ以上厭なものなんかこしらえたくないんだよ。

ルノワールの名言

(浜本 哲治)

バジール『ラ・コンダミンヌ通りのアトリエ』1870年。左から3人の男性のうち1人がルノワールではないかと考えられている。Wikipediaより
バジール『ラ・コンダミンヌ通りのアトリエ』1870年。左から3人の男性のうち1人がルノワールではないかと考えられている。Wikipediaより

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