堀場 雅夫の名言

堀場 雅夫(Masao Horiba)Wikipediaより

イヤならやめろ!
本当にイヤと思うほどそれをやってみたかと。
真剣にその仕事をやって、どうしても自分が向かない、こんなことで人生を過ごすのはもったいないと思ったときは、思い切ってパッとやめなさい。

堀場 雅夫 Masao Horiba

堀場製作所創業者 1924~2015
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


始めることにも躊躇の多い人間ですが、やめる勇気を持てなくて才能や可能性、チャンスを潰してしまっているのも人間ですね。

もちろんとことんやってみることなく、飽きたからとか、ちょっと嫌なことがあってなんてのは論外の話ですが、自分らしく人生を生きていきたいと懸命に生きて考えている場合に、例えば今の仕事をやめたらどうなるのだろうなどなどに囚われてこの決断が出来ないとすると、まず人生を変えることは難しいでしょう。

もちろん何かをやりながらでも出来ることはあるでしょうから、試行錯誤、あらゆるチャレンジをしてみて、それからの決断にはなるでしょうが、もしかしたら始める時よりは何かをやめる時の方が決断力は必要かもしれませんね。

またすでに夢に懸命にチャレンジをしていて少し花を咲かせてきたかなという段階になってくると、せっかくここまでやったのだから、今までこれだけの成果を出してきたのだからと色んな思い入れのあるものが堆積してきますが、あれやこれやに力が分散してくると決まって夢に向かう推進力が低下してきます。

勇敢にチャレンジしている人ほど陥ってしまう局面ですね。

何かを始めると、その過程で枝葉末節なものが増えてくるものです。
可能性を広げるために色んなことにチャレンジすることはとても大切なことですが、一旦広げたものを定期的に見直して、本質から外れるものは英断して常にシェイプアップ、力の分散を防ぐ必要があります。

組織にしても個人にしてもエネルギーの分散ほど損失の大きいものはありません。

イヤなことはもちろんのこと、必要ないと感じたことをパッと止められる決断力、これも本当に大切なことですね。

やめられずに停滞してしまっていることは本当に多いですよ。

自然の木々や草花が、いつまでも咲かせた花にこだわっていたら次には進めませんね。

自然の見事なまでの潔さ、これも人間は見習うべきでしょうね。

堀場 雅夫さんのこんな名言もありました。

ニッチな市場を攻め、その分野でNo1になる。
これを徹底してやってきた。
大企業は投資効率が低いので参入してこない。
だから私たちのようなベンチャーでもNo1になれる。

堀場 雅夫の名言

人生は一度きりです。
だから自分のやりたいことをしてください。
あなたはもしかすると、明日死ぬかもしれません。
だから今この瞬間を楽しく生きてください。
つまらない瞬間を積み重ねても、つまらない人生しか送れません。
そのことを私は逆説的に「イヤならやめろ!」と言っているわけです。
イヤなことを頑張って続けても、なかなかうまくいかないはずです。
自分が好きなこと、おもろいと思うことをやらんと成功しません。
私は84年間生きてきましたが、イヤイヤ仕事をしながら成功した人を未だかつて見たことがない。
失敗している人は、おもろいことが見つかっていない人です。
もしくは見つかっていても、それをやっていない人です。
みなさんも、常にチャレンジして、人生を満喫してください。

堀場 雅夫の名言

金儲けを目的にした企業は、いずれ潰れます。

堀場 雅夫の名言

何よりも大事なのが、起業家の人間性。
チャラチャラした人、お金儲けが目的の人は絶対にうまくいきません。
もし一時的にうまくいったとしても、社会がそれを許さないでしょう。

堀場 雅夫の名言

仕事がイヤだ、会社がイヤだと文句を言うのなら辞めてしまえばいい。
ただし辞める前に本気で仕事に取り組むこと。
本気でやったことのないまま辞めるのは、単に逃げているだけだ。

堀場 雅夫の名言

部や課を率いるグループの長は、それぞれが中小企業のおやじさんのような意識、すなわちオーナーズ・マインドを持たなければならない。

堀場 雅夫の名言

世間には「二流でも団結すれば一流になれる」という神話があるようだが、僕はまるで信用していない。
我々のような研究開発型の商売では、二流の技術者をたとえ100人集めても、たった一人の一流にやられてしまう。

堀場 雅夫の名言

人間「絶対にやりたい」と思い詰めれば、100%は無理でも50%くらいのことは成就する。
できないのは簡単に諦めるからだ。誰でも人生は一回限り。

堀場 雅夫の名言


これまでに紹介した堀場 雅夫さんの名言です。

(浜本 哲治)

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