山本 常朝の名言

山本 常朝(Jocho Yamamoto)Wikipediaより

人間の一生は誠にわずかの事なり。
好いた事をして暮らすべきなり。
夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして、苦しみて暮らすは愚かな事なり。

山本 常朝 Jocho Yamamoto

江戸時代の武士「葉隠」の口述者 1659〜1719
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


「葉隠」の口述者の常朝さんですが、1659年〜1719年江戸時代を生きた方です。

300年前と現在。
あまり人間の心は代わり映えしていないということでしょうか。

江戸時代に比べればはるかに自由を手に入れているはずなのに、好きなことをしている人は少ないですね。

好きなことをしては生きていけないと感じているのでしょうか?

事を成し遂げた方々の言葉を紹介していますが。
もし何かを成し遂げようと思うのであれば、やりたいこと、好きなことをやることが大前提でしょう。

大きな功績を残された方々は間違いなく、やりたいこと好きなことをやっています。

もし好きなこと、やりたいことを諦めるのであれば、やることを好きになることでしょうね。

そうすれば少なくとも不平不満や、心や身体を病むようなストレスを感じることはないと思います。

天命と感じること、天賦の才を発揮すること、これにチャレンジし始めて初めて人生の醍醐味を感じられるようになります。

努力や頑張るという言葉が、事を成し遂げることと無縁であるということを実感していけるのでしょう。

やりたいことをやらずに、すべての起こることには意味があるから運命を受け入れるべきなんだと頭で理解しても心は納得しませんよ。

今はやりたいことをやるのに、ますますやり易い環境になっていますね。

Facebookなどもそのひとつでしょう。

マーク・ザッカーバーグさんのレポートには、まさにやりたいことをやるチャンス、オポチュニティを提供したいのだということが書かれています。

大きな可能性のある素敵なツールだと思います。

やりたいことを始めるのに遅すぎることもありませんし、どんな環境であれ出来ることはあります。

300年後間違いなく私たちは生きていません。
この言葉にもあるように、ほんとにひとりの人生なんてあっと言う間です。

そんな短い人生。やりたいことをやらなきゃ本当にもったいないことです。

やりたいこと、好きなことをやれないのは、環境やましてや誰かのせいではありません。

あなたの心です。

山本 常朝さんのこんな名言もありました。

大事の思案は軽く、小事の思案は重く。

山本 常朝の名言

凛とした気持ちでいれば、七呼吸の間に判断がついてしまうものである。

山本 常朝の名言

今の世を、百年も以前のよき風になしたく候ても成らざる事なり。
されば、その時代々々にて、よき様にするが肝要なり。

山本 常朝の名言

私なく案ずる時は、不思議の知恵も出づるなり。

山本 常朝の名言

礼にて腰は折れず、敬語で筆は磨り減らぬ。

山本 常朝の名言

分別も久しくすれば寝まる。

山本 常朝の名言

人生のどんな隅にも、どんなつまらなそうな境遇にも、やっぱり望みはあるのだ。

山本 常朝の名言

つかの間ともいえるこの世において、いやなことばかりして苦労するなんて愚かなことだ。
だがこのことは、悪く解釈すると害になるので、若い人たちにはついに教えることのなかった「人生の秘伝」といったものだ。

山本 常朝の名言

(浜本 哲治)

山本常朝の墓(佐賀市)Wikipediaより
山本常朝の墓(佐賀市)Wikipediaより

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